2026/09/26
焼き鳥の「塩」。
とてもシンプルな味付けに見えますが、実は奥深いものです。
「塩は焼く前に振るの?」
「焼いている途中?」
「最後に振ったほうがおいしい?」
そんな疑問を持ったことはありませんか?
結論からいうと、塩を振るタイミングによって、塩味の感じ方や肉表面へのなじみ方が変わります。
さらに、鶏肉は部位によって脂の量や厚み、水分量などが異なるため、塩の量や振り方を考えることも焼き鳥を仕上げるうえで重要です。
今回は、焼き鳥の「塩」に注目して解説します。
焼き鳥の塩は単なる味付けではない
塩焼きの焼き鳥は、基本的には鶏肉と塩という非常にシンプルな組み合わせです。
だからこそ、肉そのものの味や炭火の香り、焼き加減などが感じられやすくなります。
そして重要になるのが、塩の量と振り方です。
塩が少なすぎれば物足りなく感じることがあります。
反対に多すぎれば、鶏肉そのものの味より塩味が強くなってしまいます。
さらに、同じ量の塩でも、いつ振るかによって食べたときの印象が変わります。
焼く前に塩を振るとどうなる?
焼く前に塩を振る方法では、塩が肉の表面に付いた状態で加熱されます。
加熱中には肉から水分や脂が出てくるため、塩が表面になじんでいきます。
一方で、塩を振ってから長時間置く場合には、浸透圧によって肉から水分が出ることがあります。
家庭で肉料理をするときに「塩を振るタイミング」が話題になるのは、このためです。
焼き鳥では、串の大きさや肉質、焼き始めるまでの時間なども考えながら調整します。
焼いている途中に塩を振る方法
焼き鳥を焼いている途中で味を調整する方法もあります。
炭火で加熱すると、鶏肉から脂や水分が出て、表面の状態が変化していきます。
その状態を見ながら塩を加えることで、仕上がりを調整できます。
ただし、どのタイミングが絶対に正しいというものではありません。
焼き方や肉の大きさ、部位、目指す味によって考え方は変わります。
仕上げに塩を振るとどうなる?
焼き上がったあとに塩を加えると、塩の粒が舌に直接触れやすいため、塩味をはっきり感じやすくなります。
これは、同じ量の塩を使った場合でも印象が変わる理由のひとつです。
料理では、全体になじませる塩と、最後に味を整える塩を使い分けることがあります。
焼き鳥でも、仕上げの味を見ながら調整する考え方があります。
部位によって塩の感じ方は違う?
鶏肉は、部位によって特徴が大きく異なります。
例えば、せせりは適度な脂と弾力があります。
ハツは独特の歯ごたえが特徴。
砂肝は脂が比較的少なく、コリコリとした食感があります。
ぼんじりは脂の旨みを感じやすい部位です。
脂の量や肉の厚みが違えば、同じ量の塩でも感じ方は変わります。
そのため「焼き鳥には何グラムの塩が正解」と一律に決めるのではなく、肉の状態に合わせることが大切です。
炭火焼きと塩の相性
炭火焼きでは、肉の表面に焼き色がつき、香ばしい風味が生まれます。
さらに、焼いている途中で脂が落ちたり、火力の強弱によって表面の状態が変化したりします。
塩焼きはタレの風味で覆わないため、鶏肉そのものの味と炭火による香ばしさを感じやすいのも特徴です。
シンプルだからこそ、串打ち、火加減、焼き時間、塩加減など、一つひとつの工程が仕上がりに影響します。
タレと塩では何が違う?
焼き鳥を注文するとき、「塩とタレ、どちらにしよう?」と迷う方も多いのではないでしょうか。
塩は、鶏肉や脂、炭火の香ばしさを比較的シンプルに楽しめます。
一方のタレは、醤油などをベースにした味わいが加わり、塩とは違った楽しみ方ができます。
どちらが優れているというものではありません。
部位によって変えてみたり、最初は塩、そのあとタレを楽しんだりするのも焼き鳥の面白さです。
焼き鳥は「串に刺して焼くだけ」ではない
焼き鳥は一見するとシンプルな料理ですが、実際には多くの工程があります。
鶏肉を切り分ける。
部位に合わせて串に刺す。
塩やタレで味を整える。
火力を見ながら焼く。
串を返しながら加熱状態を確認する。
そして、食べるタイミングに合わせて仕上げる。
一つひとつの工程が重なって、一串の焼き鳥になります!

新橋 鶏眞では毎日一本一本手刺し
新橋駅烏森口から徒歩3分の「新橋 鶏眞」では、焼き鳥を毎日店内で一本一本手刺ししています。
炭火で焼き上げる焼き鳥は、部位ごとに異なる食感や脂の旨みを楽しめます。
また、その日の仕入れに合わせた活魚・鮮魚のお刺身もご用意しています。
焼き鳥とビール。
お刺身と日本酒。
魚を楽しんだあとに、炭火焼き鳥を一本ずつ。
さまざまな組み合わせでお楽しみください。
まとめ|焼き鳥の塩はタイミングも大切
焼き鳥の塩は、単に「塩味を付ける」だけではありません。
焼く前に振るのか。
焼いている途中なのか。
仕上げに調整するのか。
タイミングによって、肉へのなじみ方や食べたときの塩味の感じ方が変わります。
さらに、鶏肉は部位によって脂や肉質が異なるため、塩加減も一律ではありません。
次に塩焼きの焼き鳥を食べるときは、肉の部位だけでなく、塩加減や炭火の香ばしさにも注目してみてください。
シンプルな「塩の焼き鳥」の奥深さを、より楽しめるかもしれません。
新橋 鶏眞 店舗情報
店名:新橋 鶏眞
住所:東京都港区新橋4-18-4 十合ビル3F
アクセス:新橋駅 烏森口から徒歩3分
営業時間:平日 17:00〜23:00/土・日・祝 13:00〜23:00
電話番号:050-5869-6600
個室:あり
飲み放題:飲み放題付きコースあり
料理:炭火焼き鳥、活魚・鮮魚のお刺身、岩中地豚料理、一品料理、創作和食など
ドリンク:ビール、ハイボール、地酒日本酒、地酒焼酎、生搾りサワー、カクテル、ワイン、スマドリ、ノンアルコールなど120種類以上。